社会福祉士の資格を生かした、オススメの副業5選

福祉の転職

社会福祉士の仕事は求人が沢山あり、倒産しないという意味で安定しているとはいえ、待遇面ではそれほど恵まれていないと感じる人も多いのではないでしょうか。

最近は副業OKの職場も増えてきました。せっかくなら資格を生かして副収入を得た方が稼げる確率が高くなり、やりがいもあると思われます。この記事では、「社会福祉士の資格を生かした副業にはどんな種類があるの?」という疑問に答えていきます。

筆者のプロフィールはこちらhttps://fukushilabo.com/zikosyokai/

目次
  1. 社会福祉士の資格を生かした副業5選
  2. 社会福祉士養成校の非常勤講師
  3. 福祉系資格・研修の講師
  4. インターネットのサイトでスキルを販売
  5. WEBライターとして記事を執筆
  6. 社会福祉系の本を出版
  7. 本格的に年収を上げたいなら転職もお勧め

 

 1,社会福祉士の資格を生かした副業5選

この記事を読んでいる方の中には、副業なんて本当に稼げるの?と疑問に感じる方もいるかもしれません。

副業では、まずどの程度稼ぎたいか目標を立てることが大切です。

本業に差し支えないよう、休日など空いている時間のうち、どれくらい副業に充てられるか考えてみましょう。

始めは儲からなくても継続することで、少しずつ収入になっていく場合もあります。

また今回紹介する5つの副業は、資格を生かしたものに絞っているので、副業での経験が本業に生かせるものばかりです。

副業には経済的な利益だけではなく、そうした経験値が増えるメリットもあります。

2,社会福祉士養成校の非常勤講師

かつて社会福祉士の資格を取るために、大学や社会人向けの養成校に通った方も多いかと思います。そうした学校でご自身が専門とする1科目だけを担当するなど、専任講師ではなく、非常勤講師として勤める方法もあります

かつて学んだ学校の先生と繋がりがある方は、問い合わせてみるのも手です。

公募されている職種は、研究者求人サイトJREC-INや、各種転職サイトで募集されているので、覗いてみるのもいいでしょう。

非常勤講師の中には、講義を動画撮影し、レポートを自宅で添削するなど、ほぼリモートワークで完結する仕事も出てきています。必ずしも学生の前で講義することが必要という訳ではありません。

筆者もレポート添削の仕事をしていますが、好きな時間に、好きな場所で仕事ができるという点は大きなメリットだと感じます。

また、将来の社会福祉士を育てているという実感もあるので、やりがいも感じられます。

ただ応募に当たっては、「社会福祉士の資格を取得してから5年以上」など、実務経験が求められていることもあります。

3,福祉系資格・研修の講師

養成校の講師以外にも、講師業が存在します。

社会福祉士の資格を持っている方であればご存知かと思いますが、福祉系の仕事をしていると、ステップアップするために職場から研修に行くよう指示されることがあると思います。こうした研修での講師は比較的時給が良く、職場から理解を得られやすいというメリットもあります。筆者の同僚も本業の職場の方は有給を取って、一定期間、研修の講師としてバイトをしていた人もいます。

デメリットとしては、研修は数日間単位で行われるので、その間、本業の業務をある程度片づけなければならないという点です。

講師になるための資格を得よう

それではどのような研修があるのでしょうか。

障害福祉の分野では、例えば「強度行動障害支援者養成研修」や、「相談支援専門員 初任者研修」などがあります。強度行動障害支援者養成研修はヘルパーや相談員など幅広い職種の方が受けます。その講師になる資格を持っていると、研修で指導することが可能です。

また、相談支援専門員には初任者研修と従事者研修があります。現在、相談支援専門員の数が不足していると言われており、毎年都道府県ごとに研修が行われています。

このように研修は定期的に行われるので、指導する資格を持っておくと声がかかる可能性があります。

4,インターネットサイトでスキルを販売

社会福祉士の専門性や経験を生かして、スキルをインターネット上のサイトで販売している人もいます。どのようなスキルを販売するかは、人それぞれの経験によります。

例えば障害や介護に関する悩みを聞くことや、年金や福祉制度に関する相談を受けることが可能でしょう。それから、社会福祉士の試験に合格するためのアドバイスを提供している人もいます。これまでの業務経験から、どのようなサービスを提供できるか、一度じっくり考えてみると良いと思います。

社会福祉士は国家資格なので、信頼性を担保できる点がメリットです。

さらに、自宅で自分の好きな時間に仕事ができるので、働きやすいと言えます。

デメリットとしては、インターネットサイトに登録してもすぐに仕事が舞い込んでくるとは限らないことです。

また、すでに実績を上げている社会福祉士がいるので、差別化を図り、自らの強みをサイト上で伝えるようにしなければなりません。

5,WEBライターとして記事を執筆

社会福祉士は福祉制度に関して専門知識を持っているので、専門分野に関して文章を書く「福祉ライター」や「介護ライター」として活躍する人もいます。

仕事を受注するには、クラウドソーシングというインターネットで仕事をマッチングする仕組みを使うのが王道です。

仕事の値段は様々ですが、未経験であれば最初は単価の安い記事でも受注し、少しずつ実績を積んでいくのが良いでしょう。単価の安い仕事は1文字0.1円程度ですが、経験値に伴って1文字0.5~0.8円程度を目指すことができます。

書くことが好きなら続けやすい

文章を書いた経験がある人であれば、なおさら仕事を受注しやすくなります。未経験の場合、どれくらいの文章を書けるスキルがあるか提示した方が契約に繋がりやすくなります。

そのため、多くのライターは「ポートフォリオ」という文章の作品集を作成し、公開しています。

仕事を受注するまで多少の手間はかかりますが、文章を書くことが苦痛でなければ、チャレンジする価値はあると思われます。

6,社会福祉系の本を出版

長年社会福祉士として経験がある人の中には、その経験を基に専門書を出版する人もいます。

現在は出版社と契約しなくても電子書籍を個人で出版できるようになりました。

社会福祉士の合格方法や、社会福祉の仕事紹介など、専門性を生かして書けるテーマはたくさんあるかと思います。

今、どのような情報が求められているかというマーケティング手法も必要になってきます。

ただ、電子書籍の場合、出版社が本の広告を出してくれるわけではないので、本を買ってもらうには、自分でPRすることも必要になるでしょう。

本を出版するだけではなく、SNS上で「福祉の仕事あるある」をテーマにした漫画を公開している方もいます。

始めは収益になりませんが、フォロワーが増えて人気になれば、漫画本を出版するという話が舞い込むこともあります。

難易度は高いかもしれませんが、社会福祉士の仕事を世間に知ってもらうことができるという意義もあります。

7,本格的に年収を上げたいなら転職もお勧め

ここまで、社会福祉士の資格を生かした副業を5つ、具体的に紹介してきました。

何かチャレンジできそうな副業は見つかったでしょうか。

せっかく副業にチャレンジするのであれば、誰でもできる仕事よりも、専門性を生かした仕事の方が、稼ぐことができる可能性が高くなります。仕事を発注する側としては資格を持っている人と持っていない人を比べた時に、やはり資格保有者の方を信頼し、依頼する確率が高いからです。

ただし休日を使って副業を頑張ると本業と両立が難しくなったり、休みが取れず疲れてしまったりするというリスクもあることは覚えておきましょう。

また、社会福祉士として本業で年収を上げたい場合は転職を検討することもお勧めです。

現在の職場よりも資格手当がきちんと支給されたり、福利厚生がしっかりしている職場が見つかるかもしれません。

また、最近はケアマネージャーのリモートワークを取り入れている事業所も増えてきました。待遇面だけではなく、働き方の面で、より良い職場があるかもしれません。資格を生かして、ぜひより良い環境で働ける社会福祉士が増えてほしいと願っています。

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