主婦の経験が生かせる!パートならヘルパーの仕事がオススメの理由7選

福祉の転職

主婦の方には、お子さんが幼稚園や小学校に行っている時間帯だけ、パートの仕事をしたいな…と考えている人もいると思います。

でも「特別なスキルがなくても仕事はあるのかな?」、「子どもが早く帰ってくる時はどうしよう?」など、悩みは尽きないものですよね。

この記事では、社会福祉士であり、子育て中の主婦でもある筆者が、主婦の方にヘルパーの仕事が向いている理由7つをお伝えしていきます。



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目次
  1. 仕事内容は調理や掃除など家事がメイン
  2. 介助ができなくても大丈夫な場合も多い
  3. 福祉の実務経験は不要
  4. 採用基準は年齢や学歴不問で人柄重視
  5. 家族以外の人と話せる時間ができる
  6. 1日2時間からの勤務も可能
  7. 主婦の経験がキャリアとして評価される

仕事内容は調理や掃除など家事がメイン

まずはヘルパーの気になる仕事内容ですが、利用者さんの自宅に訪問して、その方が困っていることや、1人では難しい家事をお手伝いすることが主な業務です。

例えば全盲の方で調理が難しい場合は、数日間分の食事をまとめて作り、タッパーに入れてお仕事完了!というイメージです。

利用者さんは、障がいや介護度の区分に応じて、週1回しか利用していない人もいれば、週3回利用している人もいます。一般的には障がいや介護度が重い方が、サービス提供時間も増えていきます。

大きく分けて高齢者と障害者のサービスがある

ヘルパー事業所には、高齢者向けの介護保険サービスと、障害者向けの福祉サービスの両方があります。事業所によっては高齢者にも障害者にも対応しているところもあるので、多様な利用者さんの自宅に行く可能性もあります。高齢者を支援したいと希望する場合は、介護保険サービスのみ対応している事業所を探せば大丈夫です。

介助ができなくても大丈夫な場合も多い

主に調理や掃除などをお手伝いすることが多いため、利用者さんの身体に触れて介助するケースはあまりありません。

中にはサービス内容に入浴介助が含まれるケースもありますが、未経験の方にいきなり1人で介助させることはないので、安心してください。

求人を出す事業所側も、介護のプロというよりは「普通の主婦の方」を求めていますので、子育て中の方にもピッタリのお仕事と言えます。

介助など特別なスキルは必要ないため応募しやすいですし、人手不足を背景に採用される確率も高い職種となっています。高齢化のため、今後ますますニーズは高まっていきますし、ヘルパー事業所は国からの支援費で運営されているので安心して働けると思います。

福祉の実務経験は不要

福祉の仕事というと、「何か資格が必要なのでは?」とイメージする方も多いかもしれません。ヘルパーの場合、応募時点では資格や実務経験は不要となっており、高齢者や障害者に関する知識は、採用後に少しずつ勉強していく場合が多いです。

ヘルパーの仕事と聞くと、「実際働いてみたら、わがままな利用者さんもいて大変なんじゃないの?」と思われるかもしれません。確かに、利用者さんは色々な方がいますし、人間同士ですから、利用者さんとヘルパーの相性も働く上で重要な要素になってくることもあります。

ただ、ヘルパーのサービス内容は事業所の責任者が利用者さんと契約時に決めるので、無理難題を言われることは、ほとんどないでしょう。サービス提供中に困ったことや、分からないことが発生した場合は、事業所にヘルプコールをすれば責任者が助けてくれます。ヘルパー自身がなにか責任を負うということは無いので、安心して働くことができます。

採用基準は年齢や学歴不問で人柄重視

ヘルパーになるには、学歴や職歴、家事以外の特別なスキルは不要です。業務日誌も手書きのことが多いので、パソコンを使う機会もほとんどないでしょう。

ほかの職種だと、一定の年齢の方は採用されにくいこともあるかもしれませんが、ヘルパーは主婦の経験が生かせるということもあって、50~60代の方もバリバリ活躍されています。

求められる家事スキルやレベルは?

ヘルパーは家事代行サービスと仕事内容が似ているように見えると思います。

「調理をするなら、カリスマ家政婦さんのように料理上手じゃないとダメ?」と思ってしまうかもしれませんが、家事代行サービスとヘルパーは目的が異なります。ヘルパーはあくまで困りごとがある利用者さんに対して、「普通の暮らし」を提供することです。

仕事が丁寧であれば、料理や掃除の腕前も、一般的なレベルで十分なのです。

ヘルパーさんは利用者さんと1対1で関わりあう仕事であるため、人柄重視で採用されることが多いと言えるでしょう。

家族以外の人と話せる時間ができる

主婦をしていると、「家族や、子どもに関わる人としか話す機会が無い…」ということが多いのではないでしょうか。そうなると、話題も子供のことが中心で、自分自身のことを話せる時間がほとんどなくて悲しい気持ちになることもあると思います。

自分自身が社会とのつながりを持ちたいという思いから、仕事をしてみたいと思うようになることも自然な流れです。

接客業などのパートの仕事では、1日に何人もの色々なお客さんを相手にするため、心身共に疲れやすいのがネックです。しかしヘルパーの仕事では、利用者さんと1対1で会話する時間があります。

その会話自体が利用者さんの喜びにつながることも多いので、楽しいうえに、やりがいも感じられると思います。

利用者さんとの会話が楽しみになることも

実際にヘルパーとして働き始めると分かると思いますが、ヘルパーとして支援のために訪問しているのに、利用者さんと話しているうちに逆にこちらが癒されて帰ってくるなんてことも、よくあります。専門用語では、このような現象を「ヘルパーセラピー」と言います。

利用者さんは高齢の方も多いので、人生の先輩として色々と教えてくれたり、「なるほどなぁ」と思うようなことを言ってくれたりすることがあるんですよね。

こうした家族以外の人と会話する機会を持てるのは、ヘルパーの仕事ならではの大きなメリットではないでしょうか。

ヘルパーの仕事のやりがいは?事例と共にやりがい10選を紹介 https://fukushilabo.com/helper-yarigai/

1日2時間からの勤務も可能

家事の経験を生かせることだけではなく、主婦の方にとって、とても働きやすい勤務体系であるということもおすすめポイントです。ヘルパーの仕事は、1回1~2時間程度のサービスを提供するために各家庭に訪問します。そのため、月曜日は1軒のみの訪問、火曜日は2軒…という風に、仕事量や時間の調整がしやすいのです。

お子さんが早く帰ってくる曜日や、習い事の送迎がある曜日など、家庭の都合に合わせて働けるという点は、ほかのパートではなかなか無いのではないでしょうか。

人手不足だから、強気でいって大丈夫

ヘルパー事業所はどこも人手不足であるため、「もう少しシフトを増やせない?」などと頼まれることもあるかもしれません。しかし、今は家庭優先で働きたいことを強く伝えれば、無理に入れられることはないでしょう。

どうしても折り合いがつかない場合でも、ほかのヘルパー事業所に移れば、また仕事が舞い込んでくるので、強気でいって大丈夫です。

主婦の経験がキャリアとして評価される

パートの仕事をするといっても、「社会人として働いた経験はもう遠い過去…」という場合、久しぶりに働けるかどうか不安に感じることもあると思います。

パートと言えば、スーパーやコンビニのレジ係などを思い浮かべるでしょうか。でも接客の経験がなく、レジ打ちや荷物の配送、品出しまでできるか心配…という方もいますよね。

でも主婦として家事をしてきた間に、「効率よくやるには?」「少しでも食費を安く済ませるには?」と考えてきたことは、とても貴重な経験です!

主婦としての経験を価値あるものとして捉えてくれ、仕事として生かせるのがヘルパーさんなのです。

ヘルパーとして実務経験を積めば、お子さんがある程度大きくなって手が離れたタイミングで、介護福祉士や社会福祉士の資格を取得することも可能です。資格があれば、一生資格を使って働けるので、お子さんの学費がかかる時期に向けて備えることができるでしょう。

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