社会福祉士との結婚って実際どう?メリットとデメリットを紹介

社会福祉士の結婚・育児

社会福祉士との結婚を予定している人の中には、「この人と結婚したらどんな生活になるんだろうか?」と考える人もいると思います。

個人によって結婚生活は異なりますし、もちろん職業によって結婚生活がすべて決まるわけではありませんが、データなどを参考にすると、ある程度、予測できることがいくつかあります。

どんな結婚生活になるのか見通しが立てば、少しだけ悩みが減り、安心できるかもしれません。この記事では、社会福祉士との結婚に関するデメリットに対応できるよう、対策も併せて紹介していきます。

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目次
  1. 社会福祉士との結婚におけるメリットとデメリットを解説
  2. 社会福祉士との結婚メリット(1)求人が沢山出ているので売り手市場
  3. 社会福祉士との結婚メリット(2)性格が優しい人が多い
  4. 社会福祉士との結婚メリット(3)残業が少ない職場が多い
  5. 社会福祉士との結婚メリット(4)制度の申請に慣れている
  6. 社会福祉士との結婚メリット(5)介護保険について詳しい
  7. 社会福祉士との結婚デメリット(1)共働きでないと生活に余裕がない
  8. 社会福祉士との結婚デメリット(2)小さな法人の場合、急な倒産があり得る
  9. 社会福祉士との結婚デメリット(3)親に紹介する場合、生活を心配される恐れがある

社会福祉士との結婚におけるメリットとデメリットを解説

この記事では、社会福祉士との結婚についてメリット5つ、デメリット3つをお伝えしていきます。メリットの方が多いと考えるので、基本的に社会福祉士との結婚はお勧めします。

ただ、デメリットにも記載していますが、共働きでないと若干生活に余裕がなくなる恐れがあります。共働きで頑張るという気持ちがあれば、お勧めできます専業主婦(夫)として悠々自適に生活していきたいという方にはお勧めできないので要注意です。

そしてこの記事では、あなたが結婚したいお相手が、男性でも女性でも参考になるようにしています。それでは早速、メリットとデメリット、それぞれ紹介していきます。 

社会福祉士との結婚メリット(1)求人が沢山出ているので売り手市場

結婚する上で、相手の職業における特徴は大切だと思います。できれば社会で生きていくうえで有利な職業だとうれしいですよね。

社会福祉士の求人は沢山出ており、常に人手不足の状態が続いています。ですから、職場は自分で選ぶことができるでしょう。

転職は比較的簡単に行うことができます。介護保険分野で合わなかったりしても、障害福祉の方で新たな仕事を探すなど、資格を生かして再チャレンジすることが可能です。これは資格を持っている大きなメリットです。

また、福祉業界の特徴は全国で同じ福祉サービスが提供されていることです。

国内であればどこに引っ越しても、これまでの経験を生かして仕事を見つけることができます。パートナーの転勤に合わせて、キャリアを諦めず、転職することも比較的簡単にできるでしょう。子育てで一度、社会福祉士の仕事を辞めたとしても、復職もしやすいという点も大きなメリットです。

 

社会福祉士との結婚メリット(2)性格が優しい人が多い

結婚する上で、相手の性格は非常に重要です。社会福祉士は、基本的に「人の役に立ちたい」「立場の弱い人のために働きたい」と思って、仕事をしている人が圧倒的に多いので、根が優しい人が多いと思います。

性格について統計を取れるわけではありませんが、実際に社会福祉士として働いている中でも、そのように実感します。

ですから、結婚生活で何か困難なことがあっても、相手を許したり、思いやりをもって接することができる人が多いでしょう。性格が優しい人はあなたのことを大切にしてくれるのはもちろんですが、結婚は家同士の関わりでもあるので、あなたの家族のことも大切にしてくれるというのも、大きなポイントになります。家族とも穏やかに話してくれる人だと、円満家庭を築ける可能性が高くなっていくでしょう。

もちろん性格は個人によって違うのですが、その傾向はあると言えると思います。

社会福祉士との結婚メリット(3)残業が少ない職場が多い

社会福祉士の職場は、病院や社会福祉法人、市役所などが多いと思います。

これらの社会福祉士として働く職場は、おおむね民間企業の営業職などと比べて、残業が少ないことが多いです。

また、営業職の方は週末の休みも、取引先との付き合いでゴルフや飲み会に行かなければならないことも多く、身銭を切らなければならないこともあるでしょう。しかし、社会福祉士は何かを販売しているわけではないので、自分の仕事のために自分の時間や、お金を使うことはあまりありません

強いて言えば、年に数回、週末に研修に参加しなければならないことがある程度です。しかもその研修も勤務扱いになることが多いです。

残業が少ないということは、家事や育児を積極的に行い、家庭でもしっかりと役割を果たしやすいですね。一昔前のように、男性は仕事しかしていないというような家庭にはなりにくいのではないかと思います。

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社会福祉士との結婚メリット(4)制度の申請に慣れている

社会福祉士は特に相談支援の仕事に就いていると、利用者さんに代わって制度の申請を行うことが多々あります。

このような経験は、プライベートでも役に立つことが多いでしょう。

入籍したり、子どもが生まれたりすると、役所に届け出たり、書類を記入したりすることが沢山あります。そういうことが苦手な人にとっては苦痛になることもあります。

社会福祉士は、役所に行って書類を提出することに慣れているので、そういった申請に関して苦手意識はほとんどない人が多いと思います。

制度の申請に関しては、頼りがいのあるパートナーと言えるでしょう。

社会福祉士との結婚メリット(5)介護保険について詳しい

医師や看護師が結婚相手だったら病気のことについて聞けるので、いざという時に頼りになりますよね。

それと同じように、社会福祉士が結婚相手の場合、福祉制度に関しては専門知識を聞くことができます。

特に介護保険は、自分たちの親が高齢になった時に避けて通れないことです。

どういう状況になったら、どこに相談して、どのようなサービスを使えるか把握しているのは、かなり頼もしいと思います。

例えば親が認知症になって一人暮らしが難しい状況になった時にも、どうやって親と接し、施設への入所を勧められるか、知識や経験があるので、力になってくれると思います

複雑な申請やサービスの利用がスムーズに行うことができれば、介護中のストレスを減らすことができます。

社会福祉士との結婚デメリット(1)共働きでないと生活に余裕がない

令和2年度に社会福祉振興・試験センターが行った調査では、社会福祉士の平均年収は403万円という結果でした。男女別に見ると、男性で473万円、女性で365万円となっています。最低限の生活をしていく分には困ることはないのですが、貯金していくためには、贅沢はあまりできないというラインと言えます。

筆者の周辺の社会福祉士の人たちも、旅行などお金のかかることはあまりしていないようですし、日々お弁当を作るなど、節約している人も多い印象があります。

しかし、ブランド品を持たないなど、贅沢をしなければ普通の生活を送ることは十分できるので安心してください。

社会福祉士の資格を生かして、転職や副業によって収入を上げることも可能なので、収入に関してはそこまで悲観する必要はないと思います。

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社会福祉士との結婚デメリット(2)小さな法人の場合、急な倒産があり得る

福祉業界の場合、事業所を1か所しか運営していないなど、小さな法人も珍しくありません。事業所の経営がうまくいかないと、会社ごと閉鎖するという事業所も後を絶ちません。

特に最近は人材不足が深刻で、利用者は沢山いるのにも関わらず、採用活動に失敗して倒産するケースもありました。

パートナーがそのような法人で働いている場合は、急な倒産があり得ることを頭に入れておく必要があります。(もちろん大企業であってもその可能性はありますが…)

ただこれまでにも述べてきた通り、社会福祉士の求人は沢山出ているので、万が一倒産したとしても、また新しい仕事を見つけるために苦労することはないと思われます。

もし心配な場合は、パートナーに大きな法人や、市役所、社会福祉協議会などへの転職を進めてみてはいかがでしょうか。

社会福祉士との結婚デメリット(3)親に紹介する場合、生活を心配される恐れがある

結婚は2人の自由でできるとはいえ、親への紹介は避けて通れないものですよね。

もし社会福祉士の人と結婚すると伝えると、よくあるのが、介護の現場で仕事をしていると勘違いされることです。それが悪いということではありませんが、介護士は給与が低いというイメージが世間にはどうしてもあるので、心配されてしまいやすいのです。福祉の仕事で大丈夫か?と心配されると、結婚を反対される原因になりかねません。

親に紹介する時は、社会福祉士としての仕事内容をきちんと説明する必要があります

相談支援の仕事について、親に挨拶する時にきちんと話せば、理解してもらえる可能性が高いと思われます。そのためには事前に説明するための練習をしておくと良いでしょう。

それでも親が心配している場合は、共働きで頑張っていることや、どのような計画を立てているかなど、追加で説明するとよいでしょう。

パートナーがどんな仕事であっても、結婚生活を送るとなると、メリットとデメリットの双方があります。また、現在は福祉の仕事をしていても転職は珍しくない時代なので、状況が変化する場合もあります。

結婚するまでに、具体的にどんな生活を送りたいのか2人でよく話し合っていくと良いのではないでしょうか。

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